どうもとりのすです。
キャンプ初心者の頃、
夜の食卓が暗すぎて「これ何食べてるんだ…?」ってなったことありませんか?
(そこまではなくても、もう少しテーブル上に明るさがほしいと思ったことありませんか?)
僕も初めてのキャンプで、テーブルの上が真っ暗。
結局スマホのライトを片手に料理を食べるハメに…。
でも、強いLEDライトをガンガン当てると雰囲気が台無し。
そこで出会ったのが SOTO Hinoto。
小さく揺らめく炎で、ほのかな明かりと癒しをくれる“小さなランタン”です。
今回は、実際に何度も使ってわかった魅力・注意点・おすすめの使い方を、
初心者目線でレビューします。
1. 初心者時代の失敗談とHinotoを使うきっかけ
初キャンプの夜。
Snow Peakの奥日田でテントとかレンタルでキャンプしてみました。
頑張ってお酒もご飯も用意して「これからまったり楽しむぞ!」と思ったら…
テーブルの上が暗くて何も見えない。
肉か野菜かも分からないまま、スマホで照らしながら食事をしたのを今でも覚えてます。
(流石に肉と野菜の違いはわかりましたが、スマホを消したら目を凝らさないと見えなかったです)
次のキャンプで強いLEDライトを買って持っていったのですが、
光が強すぎてせっかくの焚き火や夜空の雰囲気を壊してしまいました…。
(もちろん照らすのはバッチリですよ。ちなみに買ったのはWAQ LED LANTERN2です。
夕方から食事まで「照らす」ではコレ良きです。モバブにもなるので。)
「もっと雰囲気を保ちながら、手元を照らせるものがほしい」と探して
たどり着いたのがsoto Hinotoでした。
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2. 実際に使ってわかったHinotoの魅力
雰囲気×機能性のバランス
Hinotoの明かりは、まるで小さなキャンドル。
上からの強い光じゃなく、
食卓をやさしく包むほのかな明かりで、LEDにはない炎の揺らぎが心を落ち着けてくれます。
soto Hinotoの基本スペック
項目 | 内容 |
---|
外形寸法 | 幅38 × 奥行38 × 高さ156 mm |
重量 | 約232〜237g |
燃焼時間 | 約1〜2時間(充填量・火力・気温により変動) |
素材 | アルミ、真鍮、ステンレス鋼、ガラス、樹脂(PETまたはEVA) |
生産国 | 日本製 |
付属品 | 専用収納ケース |
着火方法 | ライターなどで点火。イグニッションなどは無し |
機能面の強み
- ある程度防風で、屋外でも消えにくい
- ホヤがあるので、ちょっとした風が吹いても、揺らめくことがないです。
ろうそくだとどうしても、少しの風で揺れるので、
明かりがチラついてしまいますが、Hinotoだとそれが少なくて良いです。
- ホヤがあるので、ちょっとした風が吹いても、揺らめくことがないです。
- CB缶(カセットガス)もOD缶も両対応、しかも充填式。
- ここ私の推しポイントです。
普通ガスランタンはOD缶にセットして長時間使うのですが、
このHinotoはCB缶、いわゆるカセットガスが使えるんです。
しかも充填式なので、おうちで鍋などで余ったCB缶を使って、
このHinotoで明かりを楽しめる、これって超便利じゃないですか?
もしOD缶しか使えない、はめ込むタイプだったら、
持っていくモノも増えるし、カセットコンロとランタンを同時に使えないのが難点。
Hinotoなら先に充填させれば、ガス缶は別のモノに利用できるんです!
- ここ私の推しポイントです。
- コンパクトでソロ・デュオキャンプのサイドテーブルにも置きやすい
- ガス缶を付けず充填式なので、他と比べて随分コンパクトです!
OD缶自体が重い器材を取り付けるためか、大きく安定するようにできております。
ですので、テーブルのちょっとしたところにも置けるのがとっても良き!
私はメインテーブルじゃなくて
サイドテーブルに置いた細々なモノを照らすときにも重宝してます。
- ガス缶を付けず充填式なので、他と比べて随分コンパクトです!
おすすめアイテム
SOTO公式の「フロストホヤ」をつけると光がさらに柔らかくなります。

実際に私も買って使ってみたので、また詳しいレビューいたします!
しかも、私の推しポイントが
製造過程でキズがついた透明ホヤを曇り加工して再利用しているという、
ちょっと知られざるSDGsストーリーも。
これはいろんなSDGsあるけど、上手い使い方だなと思いました。
お値段も¥1870とお買い得!
ぜひワンランクアップな雰囲気のあるキャンプにしてみてはいかが?
3. Snow Peak ノクターンとの比較

各社からガスランタンが出ている中で、Hinotoと比較検討にあがるのが、
Snow Peakのノクターン。
それも実際にどうなのか、ノクターンを持ってる友達のを借りてみながら、
比較してみました。
項目 | Hinoto | ノクターン |
---|---|---|
明るさ | △ | ◎ |
長さ | △ | ◎ |
大きさ | ◎(小型) | △ |
燃料の融通さ | CB缶&OD缶 | OD缶のみ |
雰囲気 | ◎ | ◎ |
明るさ
テーブルを照らす力は、圧倒的にノクターンのほうがあります。
ただ、明るいは必ずしも正義でもありません。
食事が落ち着き、焚き火見ながら少しつまむ。
そんなときはHinotoの明るさがちょうど良いです。
逆にテーブルに色々広げて、ランタン一つで照らすとなれば
ノクターンやニクスなどが候補に上がってきます。
長さ
これもノクターンの勝利です。
OD缶に直接つけられるので、弱でつけっぱだったら◯十時間は持つんじゃないかな。
その反面、消し忘れが怖いです。Hinotoは1-2時間と長すぎず、短すぎずでいいんです。
大きさ
小回りはHinotoの勝利です。
充填タンク式のため、上から下までの太さが同じで、
前にも言いましたがサイドテーブルに置いて照らすには持って来いのアイテム。
燃料の融通さ
融通さでいうとHinotoに軍配。
OD缶だけでなく、CB缶(カセットガス)でもいいので、
余ったガス缶注入して使える。
かつガス缶も同時で他のに使えるので、荷物が少なくて済みます。
雰囲気
Hinotoは重厚感があり、安定性がある感じ。
ノクターンは火を見るために、よりデザインを洗練した感じですね。
これはどちらも雰囲気ありまくりで、もう好みで決めちゃってって感じですね。
比較まとめ
スペック上では、ノクターンが上回る部分も多いですが、
Hinotoは コンパクトさ・燃料の汎用性・雰囲気作り で圧倒的に良いです。
- 小さく揺らぐ火を見ながら、ゆったり過ごしたい。
- 明るすぎて雰囲気崩したくない。
- 余ったガス缶使って荷物減らしたい
- コンパクトに置きたい
といった夜ごはん後〜焚き火タイムの“雰囲気作り担当”としてはぴったり。
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4. 使い方のコツと注意点
Hinotoは燃料充填後 連続使用時間としては1-2時間とありますが、
実際に使ってもそんな感じです。以下火力別で使ってみた時間。
- MAX火力:約1時間。充填によってちょっと少なくなるときも。
- とろ火:1.5〜2時間
CB缶激推していますが、デメリットはなんといっても
寒い時期につきにくいということ。
CB缶に入っているガスのなかでも沸点が高く、
寒いと揮発しづらいガスの割合が多いので着火しづらいです。
冬など寒い時期はCB缶が着火しにくい → タンクを手で温めてから点火すると◎
5. 家でも使える「おうちHinoto」活用法(自己責任)
【ここからは取説には載っていない、推奨されていない使い方なので、自己責任として使用をお願いいたします】
実は、Hinotoを家の中でも使ってます。
「コレがちょういいんです。夜のチルタイムに。」
うちでは、夜19:00くらいから家の電気(シーリングライト等)は使わず、
間接照明のみで過ごします。
その際 晩ごはん食べるときや、
食後のまったりタイム、読書やジャーナルをするときに
このHinotoがとっても活躍してくれます。

こんな感じ。これはHinotoだけの照明だった場合の明るさ。
食卓テーブル全体は照らせないので、これにティーキャンドルを使いますが、
意外と広い範囲照らしてくれます。
また、夜のチルタイムにピッタリ!
ろうそくのような優しい明るさでほのかに照らしてくれ、
時間も1-2時間と自然に消えてくれるのでろうそくより安全だし、消し忘れの心配ナシ!
火がむき出しじゃないので、万が一倒れても引火しづらいです。
比較的家にカセットガスはある人が多いと思うので、
余ったガス缶を流用できるのは、とってもお得だと思うんです。
しかも火の揺らぎがあるだけで、部屋の雰囲気がガラッと変わります。
キャンプできない日でも、家で雰囲気楽しめます。
ぜひ読書や音楽、まったりタイムにHinotoを使ってみてはいかがですか。
と言いたいところですが、非推奨なのでここらへんで。
(めっちゃ良いですよ、でも非推奨ですからね。必ず換気には気をつけないといけないね。)
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まとめ(箇条書き)
ではSOTO Hinotoを実際に使ってみたレビューまとめです。
- CB缶・OD缶両対応で燃料再利用ができる
- ガスのあまりを使えるし、コンパクト
- 防風性あり&コンパクトで使いやすい
- ろうそくよりも消えにくいし、充填タンクのおかげで小さなテーブルにも置きやすい
- フロストホヤでさらに雰囲気アップ
- オプションもあり、柔らかい光にカスタマイズできる!
- 家キャン・おうち時間にもおすすめ※自己責任
- 1-2時間で消えること、明るすぎないことが夜のチルタイムにピッタリ!
キャンプって、道具一つで夜の過ごし方を変えてくれるんだなとHinotoを使って実感しました。
スマホのライトで食べたときと比べ、今はあの小さな炎に癒されながら、
ゆっくりご飯やお酒を楽しめるのが最高です。
もしあなたも「雰囲気も大事にしたい」って思うなら、
Hinotoはきっと心強い味方になってくれますよ。
今回も見ていただきありがとうございました!
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